ロイターから危惧していた報道がついにされた!?円高で製造業の海外移転に拍車も、影響を懸念=鉄連会長

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円高で製造業の海外移転に拍車も、影響を懸念=鉄連会長
 [出典:東京 20日 ロイター] 日本鉄鋼連盟の林田英治会長(JFEスチール社長)は20日、ドル/円が79円前後の円高水準で推移していることについて、日本の製造業の海外移転に拍車がかかり、国内の鉄鋼需要に影響を及ぼす可能性があるとし「非常に懸念している」と語った。
 同会長は定例会見で「日本の製造業のなかで80円を切る円高で収益を上げられる業種はほとんどない」と指摘。電力不足問題も足かせとなっており「(メーカー各社が)海外への移転や投資を実行に移すタイミングに来ている。国内の鉄鋼需要にも大きな影響を与えるもので海外移転は脅威だ」と述べた。

 また、鉄鋼メーカーも海外から原材料を輸入し、付加価値をつけた上で海外に鋼材を輸出しており「鉄鋼の輸出自体も採算面で非常に厳しい」と説明した。

 鉄鋼業界では、円高で海外市場における価格競争力が低下しているのに加え、中国や韓国による鉄鋼生産・輸出の増加で鋼材市況が低迷しているため、輸出の採算が悪化している。林田会長は6月の会見で、今期の国内粗鋼生産は1億0800万トン程度になるとの見通しを示したが、「70円台の円高を前提とすると(採算面から)輸出向けの生産は落ちるため、今期の粗鋼生産は1億0800万トンを下振れる可能性がある」と語った。

 林田会長は会見後にロイターに対し、円高は鉄鋼メーカーにとって鉄鉱石や原料炭など原材料を調達する際にはプラスに働くが「短期的なことより、製造業の海外移転による長期的な影響が心配。海外への移転や投資の動きは早ければ来年にも出て来るだろう」と語った。

 一方、東日本大震災で被災した地域の復興については「遅い。スピード感にいらだちを感じる」と述べ、政府のリーダーシップの欠如を批判した。実際に復興需要が表明化する時期としては「前回は夏以降と言ったが、今は秋以降になってしまうのではないかとみている」と述べた。

 (ロイターニュース 大林優香;編集 宮崎亜巳) 

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